平成25年11月2日 4:00~11:00 大潮 満潮10:39
釣りはドラマである。いつ何時、何が起こるかわからない。緻密に作戦を練ってもつれない時もあれば、ふらっと立ち寄った釣り場で思わぬ大物に出会うこともある。逆に、劇的に予想が的中し爆釣することもある。釣りの魅力であり、やめることのできない理由の一つかもしれない。
午前3時30分、釣り場に立つ。向かった先は庵治半島のE浜突堤。先週娘と一緒に行った場所だ。先週はカレイはモノにすることができなかったが、なんとなくカレイはいてる予感がしていた。釣り人の感というやつか。
勝手に小生がこの釣り場は人気のある釣り場と思っていてこの釣り場をチョイスするときは、場所取りを兼ねて早めに入ることにしている。
4:00スタートフィッシング。まずは、アナゴと戯れる。一投ごとにアナゴが釣れる。あたりと引きを楽しみながら夜が明けるのを待つ。
6:00、周りが明るくなり、竿先が見えるようになる。カレイ釣りモードOn!!ってな感じである。
少しみっともないですが、今日は竿5本です。本気モードです。今日の本虫は¥5000分。竿1本あたり¥1000と少し心細いです。
しかも、海の中は餌盗りがうじゃうじゃいるのか、仕掛けを投げ入れて5分も経たないうちに餌がなくなります。
餌をつけては投げ、サビキ、餌取りのアタリがあるならば、仕掛けを上げて餌を確認し、餌をつけてまた投げての繰り返しを5本の竿に等しく行っていきます。
ただし、竿3本は本命ポイントへ、残り2本は探りの意味合いを含めてわざとポイントと思しき所を外しています。
7:00をまわり完全に明るくなって、いよいよ餌取りの猛攻が激しくなってきます。餌の消耗が半端ないです。これでは時合と思われる時間まで餌が持ちません。しかも、カレイが餌を見つける前に餌盗りが餌を食べてしまい、カレイが餌にありつけません。しかし、きっと餌取りの猛攻が止む時間帯が来るはず。その時がチャンスのハズと自分に言い聞かせて、竿を振る手を休めません。
そして、8:00を回るころ、針に餌が残りはじめました。
少しゆるみ気味だった潮が動き出す。
激アツゾーン突入!!
少し、さびく間隔を長くとり、ポイントと思われる場所で餌をなるべく長くおいてやる作戦を取る。椅子に座り少しリラックスして竿を眺める。そして、その時がやってくる
「ガツン!!」
まるで人間の手で道糸を引っ張ったような、ありえないくらい大きく、力強いあたり!
「えっ何??」
とっさに竿に飛びつき合わせを入れる。
「Fish On!!!」
ずしりとした重たい感触が伝わる。糸を巻く。テーパーが見える。錘が見える。そしてその先は・・
「????」
しかし、「茶色い物体」
抜きあげようとすると、かなり重たい。しかし、がんばってごぼう抜き!そして、抜きあげてからわかる。その茶色い物体。もちろん、
「マコガレイ!!!」
しかも測らずともわかる尺ごえ!!
32.8cm 540g 自己記録更新!!!
さて、もう一枚追加ということで効率よく手返しします、があとが続かず。
・・・下手くそです。
やがて、餌がなくなり納竿。しかし、いきなり自己記録更新のカレイが釣れるとは思ってもみませんでした。ホント、釣りはドラマです。何が起こるかわかりません。今日は餌盗りが多かったのでもしかするとぼうずかと思っていたので尚更でした。
さあ、この記録を更新するのは今度はいつでしょうか?