平成27年7月3日 大潮 タイラバ
さて、夏休み、有意義に過ごすシリーズ第2弾です。今日はタイラバに行って参りました。なかなか、投げ釣りでは真鯛が釣れないので、今日はタイラバ、というわけであります。
曇っています。予報ではこれから晴天になるとのこと。雨の心配はなさそうです。さて、今日は釣れるか真鯛ちゃん。朝5:30に出船です。
小生のタイラバの道具立ては、竿はシマノのGAME炎月B610L-Sとリールも同じくシマノの炎月ハイギア仕様。道糸はPEの0.8号にリーダーは20lBをFGノットで直結しています。タイラバはタングステンヘッドの60g。主にオレンジを使っております。
タイラバ船はいつものONE PIECEさんです。今日は向かうポイントは庵治沖みたいです。ポイントに向かう最中、小生が投げ釣りする波止や浜が船から見えます。
船が最初のポイントにつきます。場所的にはK漁港沖といったところでしょうか?ドキドキワクワクの一投目、といっても目の前にタイラバを落とすだけですが・・・。
するするすると糸が出ていきやがてタイラバが「トン」という感触とともに底につきます。すかさず、タイラバを底から10~15巻ほど巻きとります。そしてまた、糸を出して底に着底させ巻き取る・・・・の繰り返しです。巻き取るリズムに緩急をつけてはなりません。一定のスピードで巻くのがコツと言われています。少々ストイックな釣りです。最初はそうでもありませんが、釣りも後半になってくると竿を支える左手が痛くなってきます。
さて、最初のポイントでは誰もヒットしません。アタリもないようです。ということで、次のポイントへ。こんな感じでラン&ガンしていきます。もちろん、魚群探知機を積んでいますから、反応のあるところで釣りするわけですが、魚がいてもアタックしてくるとは限らないので難しいです。
さて、次のポイント。もう、どこを船が走っているかはわかりません。今回でONE PIECE号に乗船するのは7回目です。船長も小生の顔を覚えてくれてます。
船長が話しかけてきます。
船長「勝負しましょうか?」
ふな「船長あいてじゃ、かてっこないですよ~」
といいながらも二人並んでタイラバ勝負です!
二人共おんなじオレンジのネクタイのタイラバ。同時に底に沈めます。1セット目の巻き取り、アタリなし。2セット目の巻き取り、アタリなし。3セット目、3巻きぐらいしたところで・・・、
「コツコツコツコツゴツゴツゴツググっつ」
とアタリが~~、竿先を~~、送り込んで~~
合わせます!!!
ふな「のりました~~!!」
と、しばしやりとりの末上がってきたのは45cmの綺麗な真鯛でした。
船長「負けました」
船長「上手なけん、これあげる」、とフッキングの腕前を認められた人に贈られるフッキングマスターステッカーをもらいました。
ふな「いいんですかぁ?ヤッター!!」
かなり嬉しかったです!そのステッカーがこれです。
どこに貼ろうかな?と、気分は上々の滑り出しです。
一般に、タイラバ釣りはアタリがあっても「合わせてはいけない」と言われます。しかし、それはあくまでも一般論であって、このONE PIECE号の船長は「合わせ(フッキング)」をすることを勧めています。その本意は聞いてないのでわかりません。結論から言うと、合わせても合わせなくてもどちらでも釣れるのだと思います。しかし、フッキングさせる醍醐味は、これは僕の持論ですが、コツコツコツという前アタリから、竿のバットにまで伝わってくるゴツゴツとした本アタリ、そして魚が針をくわえて反転する感触、そこまで我慢して初めて竿を大きくあおりフッキングさせるという駆け引きが、たまらなくスリルで面白い、というところにあると思うのです。
とまぁ、うんちくはここいらまでとして・・・、船は次のポイントへと走ります。
竿がDAIWAの紅牙になっています。船長監修の今年7月発売のNEWモデルです。ティップはやわらかすぎないけれども感度もバットパワーもあるいい感じの竿です。掛ける釣りをするならこっちの竿がいいよって貸してくれました。
で、次のポイント。その貸してくれた竿で1枚、45cmほどの真鯛を釣り上げます。バットにパワーがあり真鯛をグイグイ引き寄せます。
日が照りつけます。次がなかなか当りません。左手が痛くなってきます。イワシが群れていたので、タイラバをイワシカラーに変えますが、反応なし。オレンジに戻します。
ほどなくして、懐かしい感触が竿に伝わります。タイミングを見計らって、竿先を送り込んでフッキング。しかし釣り上がったのは35cmほどのマゴチでした。
漁礁ポイントでは、30cm弱のアコウを釣り上げました。
沖上がりの時間が迫ってきました。船長の「次のポイントでラストです」のコールが。気合を入れます。今日の目標は料理の都合真鯛5枚を目指していますので、次のラストで3枚釣らなきゃいけません。
ラストのポイントはいつもの浅瀬のポイントでした。水深が20mもないところですが、浅いところの真鯛のファイトはなかなかのものがありまして、楽しめます。
で、結果はラストポイントで2枚釣り上げました。うち1枚は55cmほどの立派な真鯛でした。
本日の釣果。真鯛×4、マゴチ×1、アコウ×1。満足です
お料理は、もちろん刺身。それから、鯛めし、粗炊き、ソテーで、隣の嫁の実家のお義父さんお義母さんを招いての宴となりましたとさ
産卵後の真鯛ですが、美味しかったデスヨ!今日も自然に感謝!