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ふなパ
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大阪湾~和歌山県沿岸を中心にFishing!自称投げ釣り師です。特に夜釣りは大好き!何かが起きそうなドキドキ感がたまりません!鯛ラバやエギングもやっちゃいます(^-^)

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Posted by naturum at

2015年11月29日

割れた貯金箱。-ボートでタイラバ-

平成27年11月28日 9:30-15:30 大潮 満潮 12:27

波が高いです。小生たちが乗ったプレジャーボートはまるで木の葉のように揺れています。三半規管をこれでもか!というぐらいに刺激し、迷走神経を伝わって、胃袋がめくり上がります。


平成27年11月28日、西よりの風が強いです。波は1m、瀬戸内では高い波です。今日は、釣り仲間のマーさんとタイラバです。マーさんは職場の同僚で、飲み会で共通の趣味であります釣りの話で盛り上がり、マーさんが船舶免許を持っていることから、今日、タイラバ釣行となったわけです。と言いながらも、マーさんは船舶免許取り立てホヤホヤでありまして、操船技術は眉唾物でありまして・・・というと失礼ですが。そして、魚探。これをしっかり見れないと、広い大海原。ただ単に糸を垂らしても釣れるわけがありません。(もちろん、魚探の見方は予習済みですが・・・)


瀬戸内マリーナです。





クラブハウスがあって、ここで受付をしてボートを借りて出港します。


港はこんな感じです。






マーさん船長、操船により、高松は神在港を出港です!


どんぶらこ、どんぶらこ、5人乗りのプレジャーボートはまずは鬼ヶ島こと女○島沖を目指します。あらかじめポイントと思しき所を丹念に魚群探知機でトレースすると、海底から5mほどのところにちらほらと魚の反応が!

マーさん「でてる、でてる!やってみましょうか!」

ふな「了解!」

船こそ違えど、いつものスタイルでタイラバを始めます。水深は25mほど。巻き巻きします。また巻き巻きします。魚群探知機にはタイラバを追いかける魚影が見えるようですが・・・、ヒットしません。30分ほどして、女○島沖はあきらめて、西方面のポイントへ移動することとなりました。


波が高いです。一応酔い止めを飲んできましたが、少し船酔い気味です。出港して1時間も経っていませんが、もう、帰りたくなってきました。朝カレーライスを食べたのを後悔しています。

さて、目指す西のポイントに到着しました。小○島沖です。この辺りは海底が複雑でいかにも魚がいそうな感じです。魚群探知機にも海底が複雑である様子が映し出されています。水深は20m~60m程。かけあがりがあったり、ゴツゴツした根があったり、いい感じです。

気持ちは悪いですが、頑張って糸を巻き巻きします。ここで一発真鯛が釣れれば、船酔いなんか吹っ飛ぶんですけどね。

潮の流れが速いです。西にすごい勢いで流れていますが、それにも優って、船は風で東に流れています。従って、潮の流れと逆行する船の流れでラインは自然と西に流されます。タイラバは直下には落ちません。斜めに落ちていきます。こういうコンディションの時は、底取りしにくいです。タイラバがどこまでも流されてなかなか底に着底しません。底についたと判断したら、今度は糸を巻取に入るわけですが、糸が斜めに入っている分その回数はハンドル20~30回転が丁度真鯛のいてるレンジを通過することになります。アタリも取りにくいです。直下にタイラバが落ちている時は、糸のテンションが竿先に直に伝わりますが、斜めにタイラバが落ちている時は糸のテンションは竿先に直には伝わりにくいです。そんなときは、竿の穂先や、もちろん、竿に伝わる感触もそうですが、リールを巻き取る感触など、竿やリールに触れている体全体でアタリを感じ取らなければなりません。こんな、タフコンディションの時はとても神経を使います。船酔いしている場合ではありません。

ま、うんちくはここいらにして、ひたすら巻き巻きします。今日のタイラバはヘッドはレッドのタングステン。ネクタイはこれまたレッド。少し深い色のレッドです。最近は赤色のネクタイに実績がありまして、わざわざ購入して、今日のこの日にデビューしています。


魚群探知機には海底から5~10mのレンジに小魚の群れと思しき反応があります。そして所々に黄色から赤色のスポットが映し出されています。おそらく真鯛でしょう!風上に船をつけて、魚群の上を通過するようにマーさんが船を操舵してくれます。

巻き巻き、巻き巻き巻き。マーさんも一生懸命巻き巻きしていますが、まずは最初のアタリは小生に!


「くくくっ、こつこつこつこつ」



小さなアタリでしたが、見逃しませんでした。ここは一発、竿先を送り込みつつ、リールのハンドルを巻きつつ、「グッ」と魚が反転したところで・・


「おりゃ!!」


合わせを入れます。

ふな「乗ったー!!」

マーさんが自身の仕掛けを巻き上げてタモの準備をしてくれますが、小生につり上がったのは季節ハズレの「マゴチ」でした。40cmぐらいかな?(写真は最後に出てきます)午後11半ごろの出来事でした。


ちょっと船酔い気味の小生は一休み。


しばらく沈黙が続きます。しかし、魚群探知機には依然魚の群れの反応があります。

マーさんは黙々と巻き続けます。すると、

マー「キタ━(゚∀゚)━!」

みると竿がしなっています。おそるべし魚群探知機。ていうか、魚群探知機の反応と我々が考えるプランが一致すると超楽しいですね。小生がタモを構えます。竿が魚の引きでグイグイしなっています。しなり具合から見て真鯛でしょう。暫くすると・・・・魚影が。真鯛です。30cmほどでしょうか?丁度塩焼きサイズの真鯛です。羨ましく思いながらも、タモですくいます。午後1時ぐらいの出来事です。これで取り敢えず二人共ボーズは逃れましたが・・・・小生には真鯛はまだ釣れていません。このまま本命釣れずで終わるのでしょうか?ここは頑張って船酔いから復活して巻き巻きします。

しかし、神様は小生の味方をしてくれません。続けてヒットしたのはマーさん。またもや真鯛らしき魚をかけます。ドラグが「キュキュキュキュキュ」と出て行く真鯛をかけています。そこそこの型です。であがってきたのは45cmぐらいの食べて美味しい元気な真鯛でした。

そして、しばらくして、またもやマーさんの竿がしなります。今度は真鯛ではないようですが・・・絶好調、マーさん。30cm弱のアコウを釣り上げます。

マーさんは明るい色(ピンク)のネクタイをつけています。明るいネクタイの色がいいのかな?ということで、小生はダークレッドからオレンジのしかもドラゴンカーリー+紅牙フレアリーフのハイアピール仕様にチェンジして攻めることにしました。

いいですね、やっぱし、小生にはマゴチどまりなのでしょうか?真鯛にアコウ羨ましい限りです。ラインは斜めに出ていてアタリは取りにくい状況は続いています。風は少しやんできましたが、波も依然高く、帰港する時間が迫ってきています。風も冷たくなってきました。マーさんはまだ、アコウにかかった針を外すのに悪戦苦闘していますが・・、小生はひたすら巻き巻き、巻き巻きしています。

巻き巻き、巻き巻き、巻き巻き。ラインは斜めに出ていきますが、体全体でアタリを取る、そんな気持ちで糸を巻いています。

巻き巻き、・・・・・・ゴツ!


???



「ググググッグググー、ゴゴッゴッツ」



そう、トキが拳を構えるように滑らかに。それがアタリと脳が認識する前に、体が滑らかに反応する。、竿先を送り込み、大きなストロークで竿をあおる!!!!!


ふな「乗りました!!!ムカッ



「ゴツン!!ガガガガっ!!」



魚が猛烈にファイトする。根がかりのようにリールが巻けなくなったり、ドラグが悲鳴をあげる。ゴンゴンゴンゴンと頭を振る引きは間違いなく真鯛だ!糸が斜めに50m程出ていたものだから、長期戦を余儀なくされる。タイラバはバラシが多いから、慎重にやり取りするが、どうやら敵は小生より経験値は上の様。相手の引きに竿さばきがついて行かない!ラインはPE0.8号、リーダは20lB。切れることはないと思われるが、なにせ、魚の引きが強く、重い!トルクフル!!バレるな、バレるな、そう叫びながら、糸を巻き取る。さらに巻き取る。魚は抵抗する。真鯛の三段引きをモロにくらうが、釣り師の意地、投げ釣りでA君との戦いで培った竿さばきで耐える、耐える、耐える!そして、オレンジ色のライン。リーダーあわせて残り10数メートル。魚影が見える!そして、


マー、ふな「うをーーーービックリ



「でかい」




ありえない!!




ふなパ、ドデカ真鯛ゲット!!!





(小生ブログ初登場(^-^))



最近、お魚に恵まれておらずその分お魚貯金をしておりました。その貯金箱が本日パリーンと割れまして、中からドデカ真鯛が出てくる結果となりました。マリーナに戻り、検寸すると69cm、いきつけの岩田釣具で検寸すると70cm丁度でした。タイラバでは真鯛最長寸です。

集合写真です。やっぱでかいなぁ。





今回の釣行は記念すべき釣行でした。  


Posted by ふなパ at 22:37Comments(6)釣行記